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珪石鉱山事故殉職者慰霊祭 
2025-3-5 16:22 投稿者: setsubunso (記事一覧) [ 53hit ]
１９４８年３月３日、篠山東部地域で盛んであった珪石採掘の現場で事故が起こりました。場所は村雲地区の鳥山鉱山の事故で、三名の従業員が犠牲となりました。その殉職者の慰霊のために石碑が立てられました。やがてその石碑はいつしか忘れられていましたが、福井集落の豊林寺の裏山で、住職により発見され、檀家の人々の尽力もあり、寺の境内に設置・整備されました。３名の殉職者には朝鮮半島出身者も複数いますが、戦後まもなくとはいえ、まだまだ朝鮮半島出身者に対する差別が厳しかった時にこの碑が作られたということは、住職の言葉を借りれば、大芋・村雲地区の人々と朝鮮半島出身者の関係が「フレンドリーであった」ことの証であろうと考えられます。
ただ、この慰霊碑が誰により、いつ設置されたのかは具体的には不明のままです。
発見後、銘板も設けられて慰霊祭が行われるようになりました。
今年も３月３日に行われましたが、雨天のため豊林寺本堂内で開かれました。
ただ、この慰霊碑が誰により、いつ設置されたのかは具体的には不明のままです。
発見後、銘板も設けられて慰霊祭が行われるようになりました。
今年も３月３日に行われましたが、雨天のため豊林寺本堂内で開かれました。
慰霊碑正面
慰霊碑右側めく
銘板